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リターゲティング広告~やるべきこととやってはいけない事。

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リターゲティング広告。

いくつかの会社が同様なプログラムを以前より開始していましたが、Googleがリターゲティング広告を始めたのは、一昨年。
今、使用している企業は非常に多くなりました。
ご存知の方は、非常に多くなったと思いますが、ご存じない方にちょっとTIPSを。

最近、ニュースサイトやブログなんかを見ていると、やたらめったら、自分の会社の広告やなんか聞いたことのある会社や製品のバナー広告を目にすることが多くなったと気づきませんか?

実は、それが「リターゲティング広告

行動ターゲティング広告の1つで、検索サイトやバナー広告などから訪れた訪問者のその後の行動をクッキーなど使用して追跡し、再度広告を表示させる広告の事です。
訪問者の行動に応じて興味の対象を絞り込み効果的な広告を打てるため、通常のバナー広告よりもクリック率(CTR)やコンバージョン率(CVR)が高くなると一般に言われています。

つまり、ある方が、何かのタイミングでサイト(仮に「A」としましょう。)に訪れました。
そのAは、ターゲティング広告Bを契約していたとします。
Aに訪れた人のコンピュータに(スマホも含め)広告Bは、クッキーを放りこみ、
訪問者が他のサイトに訪れた場合(この他のサイトを仮に「C」としましょう。)、
そのCがBに対し、広告を掲載していいよと契約していいれば、Bは一度Aに訪問したことのある訪問者に対して、Aの広告を表示させます。
merit_targeting3
参照:株式会社マイクロアド(http://www.microad.co.jp/service/blade/merit.php

これをリターゲティング広告と言います。前述しましたが、代表的なものは、Google Adwordsやマイクロアド社のリターゲティングです。

さてさて、前置きが複雑かつなが~くなってしまいましたが、そのリターゲティング広告。

メリットは極めてシンプルで
「一度やってきた人々をもう一度あなたのサイトに戻してくれる。」
になります。

評判もコンセプトもよさげですが、実際、やってよかったという企業様もいれば、いまいちだなぁとお感じの企業様もいらっしゃいます。
広告をどう扱うかと同時にリピーターに対して、どう更にエンゲージメントを高めていくか、の考えも併せ持つと、インバウンドマーケティングの新たな効果的な戦術(考え方)の一つとなります。

効果的なリターゲティング広告の運用や再訪者にさらに好感を持ってもらう確かな方法を確立するために、やるべき事とやってはいけない事をもう一度確認してみましょう。

★リターゲティングキャンペーンでやるべきこと★

■サイト上で何が起こっているの確認する。
リターゲティング広告を扱う前(リピーターを増やすために)に、そのコンテンツがコンバージョンに結び付いているのか、次のページに遷移させているのか、させてないのかをじっくりデータで見てみましょう。
何の要素(コンテンツ)が、コンバージョンに結び付けているのかを見つけましょう!それが第一歩。
それが、更にリターゲティングの概念を用いるときの大きな手助けになります。

■訪問者の行動を解析する。
いろんな角度から解析するのが必要ですが、まずは、コンバージョンしたユーザーとしなかったユーザーの行動パターンを見比べてみてください。
下記の項目で見るとおぼろげながら見えてきます。

サイト上での滞在時間
どうやってサイトを見つけたか(リンク元、流入キーワードなど)
過去の購買履歴

初歩的ですが、これらのデータは、何が良かったのか、悪かったのか、どう改善していけばいいのかのヒントにしてくれます。
これら一連のチェックや調査は、できれば、半月か一か月毎に行ってみてください。
づっと続けることによって、セールスが上がっていくと思います。
とにかく続けてデータを見て、想像して、改善する。これが重要です。

■文脈を読み取る
誰がお客様になってくれるのか?を読み取っていくために、なぜ訪問者はあなたのサイトに訪問したかを理解することは大切です。

例えば、
データから読み取れたコンバージョンレートは、技術専門サイトやローカルニュースサイトよりも、クッキングサイトからの訪問者の方がずっと多かったとします。
これは、どうやってコンテンツをリターゲティング向けにリニュアルしていくかの一つのきっかけになります。
また、顧客層の調査(性別、年齢、年収、婚姻、地方等々)なども調査しておくといい後々いいヒントンいなります。
お客様はだれなのか(ターゲットはだれか)をリターゲティングを行う前に定めましょう。

★リターゲティングキャンペーンでやってはいけないこと。★

■「悪いコンテンツ」を使い続ける。
リスティング広告を運用するにあたって、コンバージョン率の高いキーワードやROIのいいキーワード等を精査し、予算を変更したり、キーワードを表示させなくしたりしますよね?
これと同じことを、コンテンツ上でも行います。
この精査は、インバウンドマーケティングの基礎にも当たります。
何でもかんでもページを残し、再訪するる人にアピールする必要はありません。
効果のないまたは足を引っ張っているコンテンツは表示させないことも重要です。

■しっかりとルールを定めない。
よくあるPoorな運用はこんな感じ。
「お客様Aさんは、あなたの製品を買った。でも、その製品をいいとは思わなかった。Aさんはクレームをあなたに出した。それでも、リターゲティングでクレームだらけの同じ製品を売り続ける。。。。。」
炎上の元ですね。
リターゲティングを行うのであれば、潜在的再訪者に対して、正しく有益な情報をうまくコンテンツ化して、再度納得してもらうかを考えるのが非常に重要です。

正しいインバウンドマーケティングツールや、データからの「気付き」などをうまく利用して、効果的にコンバージョンや売り上げを上げていっていてください。

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参考文献: Carolyn Edgecomb
The Do’s and Don’ts of Retargeting Website Visitors
http://www.impactbnd.com/the-dos-and-donts-of-retargeting-website-visitors/

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