先週、日経BPさん主催のセミナー「ソーシャル活用売上ランキングセミナー http://business.nikkeibp.co.jp/nmks/semi_140418/」に伺いました。
最先端のSNSマーケティングを行われている企業様のお話だけだけに、非常に感銘を受けるけることも多く、自分自身勉強になりました。
ソーシャルメディア中でも、「エンゲージメントを高める」事に、いかに時間を費やされているか、どの様な工夫を行われているか、真新しいことはそんなに多くは無い物の、私がいつも申し上げている「汗水たらす」を実践なさっているなぁと感じております。
数字で「ギャップ」を発見し、その詳細をじかに感じ取る作業、そして運用へのFeedback。
言葉では簡単ですが、日々ご実践されているからこそ実績が出ていらっしゃるんですね。
さて、そのエンゲージメントについてですが、先日、アメリカのマサチューセッツ州ボストンのShareaholic社が面白いデータを発表しました。
「YouTube, Google+ and LinkedIn Drive The Most Engaged Social Referrals」
どのソーシャルメディアから訪問する人たちが一番エンゲージメント(※いわゆる愛着心)が高いか?
その疑問に答えてくれています。
調査の結果が一番上のグラフ。
「平均滞在時間」「平均訪問PV数」「平均直帰率」の3つの観点から分析を行ってます。
この中で、SNSから訪問した早紀で、一番平均PV数が高かったのが、「YouTube」です。
更に、直帰率も一番低い。
やはり、わかりやすい「動画」と「音声」で理解してくれたユーザーが一番興味を持ちやすい状態にしてくれるようです。
肝は、動画に説明文にリンクをしっかりと埋め込んでおくこと。
ユーザーを企業サイトへちゃんと誘導できるかどうかがカギです。
Google+ と LinkedInですが、これも上位に結び付いているのは驚き。
もちろん、USと日本の状況が違うことも顧慮に入れなければならないのですが、
Google+とLinkedinは、人気のFacebookやTwitterと比較すると、誘導数は格段に少ないのですが、
誘導されたユーザーがサイトに滞在する時間や閲覧ページ数は多い用です。
さらに直帰率も低い。
確実にエンゲージメントを高めたり、ファンやフォロワーを増やす質の高いSNSプラットフォームではないかと思います。
また、LinkedInは、ビジネス特化SNSなので、ユーザーの目的意識が高いのも要因だと思います。
TwitterとFacebookですが、誘導数は圧倒的に多い。
しかし、食いつきがやや劣る。少し淡泊な感じですね。
そして画像投稿共有サービス「Pinterest」。
誘導されたサイトにユーザーが滞在する時間が、Facebookよりもさらに約1分短くなっている。
写真がメインのSNSになるので、さらに、淡泊感が出るのだしょうか?
興味深いリサーチです。
皆様もご参考にされたはいかがでしょうか?
参考文献:Danny Wong
YouTube, Google+ and LinkedIn Drive The Most Engaged Social Referrals
https://blog.shareaholic.com/social-media-traffic-engagement-03-2014/