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Y&M Bar KISLING

Y&M Bar KISLING

久々のBar。有名店が立ち並ぶ銀座近くの新橋にいて、「もっと開拓しろ!(`o´)!」とのS水の命を受け、久々に行ってまいりました。名店中の名店に名を連ねられる、「Y&M Bar KISLING」です。

さすが、銀座は「大人のお店」が多いです。前ご紹介したスランジーバさんも「大人のお店」でございました。日本バーテンダー界の重鎮のお二人、バー「よ志だ」(2002夏閉店)の吉田貢氏と、「MORI Bar」の毛利隆雄氏の巨匠2名がいらっしゃいます。2004年5月のオープンにもかかわらずすでに名店の趣が。カウンター12席に、20人ぐらい座れそうなボックス席。バックバー中央にモイーズ・キスリングの絵が飾られ、全体に高級感、重厚感のある店になっています。お店の名前は、その画家の名前からが由来。

お客様も、どこかの重役か? と思わせるような人たちが。その重厚さに思わず、「まずっ、きちゃいけないところに来てしまった。」と思いましたが、ご丁寧に席に通していただいて、丁寧な接客をしていただきました。3名のバーテンのかたがたと、奥に巨匠吉田貢氏(だと思います)。その、存在感に店内が凛といい緊張感が漂っています。「メニューください」とお願いすると、「当店はございません。お客様のフィーリングをおっしゃってください。」。うっ、さすが!!「では、ビターな感じで、かつさわやかなもの」と注文。

Mr. M(ミスターエム)※レシピまったくわかりません(^^ゞ M氏Helpをプリーズ。

確かにBitter!でも清涼感あります。以前、まちがって一気飲みした胃薬のお酒(名前忘れました 笑)、あれ入ってました。

あとは、特筆なのが
杜(もり 毛利氏が考案)

KISLINGのホープ、鈴木俊矢バーテンダーが渾身のシェーカーさばきで作ってくださいました。まさに純国産カクテルです。抹茶のリキュールが入っているのですが、お茶の風味はあまりしません。がっ、本当に名前のごとく、「朝靄の森林に入り込んだ、さわやかな感じ」が五臓六腑に染み渡ります。恐ろしく表現力のない僕の文章で想像せずに、ぜひ、召し上がってみてください。この表現わかっていただけると思います(笑)

この日、ボジョレーヌーボーの解禁日。そんなことすっかり忘れていたのですが、12時の解禁時間が回ったときに「おっじかんだ」とバーテンさんが、ワインの栓を抜き始めました。それを見て、「あっ、ボジョレー解禁か」と思い出したんですが、ななななんと、お客様全員に振る舞いボジョレー!!!(-^〇^-)♪ なんと粋な!!「今、12時4分をすぎたところです。おそらく、日本で今年初めてのボジョレーを口に含んでいらっしゃるのは100人いないでしょう。」との言葉に、感涙です。学生のときから、めちゃくちゃ「日本で100人以内」の言葉に弱いんです。感無量。極めて、おいしゅうございました。

で、帰る少し前、鈴木俊矢バーテンダーが非常に珍しい一品を見せてくれました。重厚な棚のその奥にその宝はありました。37年物のMACALLAN!!!はじめてみました。一本の値段聞くとすっげーーーーー!!
さすがは名店!落ち着かせてくれるってこれだなぁと、大人の「品」を勉強させていただきました。

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