昨夜、ある上場企業の社長と銀座でお食事。お別れしたのが、10:30をまわったところ。まだ帰るのにはちと早い。そこで、最近の知恵袋「洋酒の錬金術師Mバーテンダー」にオススメのお店を聞く。す「今、銀座なんだけど、なんかいいとこない?」、M「それなら、オーパに行くべし行くべし。そこで、ミスタードンをのむべしのむべし」と渾身のレコメンデーション。そこまで言うのならと、いきました。
よかったです。僕にあってる。釣好きだし。
低くもなく、高くもない「敷居」で、Mバーテンダーによると、マスターは非常に著名な伝説のバーテンダー大槻氏。いらっしゃるお客さんは、非常にラフな方が多く、また電話して場所を確認して行ったのですが、そのときに名前を確認され、入ったときは、「いらっしゃいマセッ! スギオカさん!」と新宿野郎寿司を思わせるWelcomeぶり。
お店の名前からもわかるように、文豪開高健をご心酔されているようで、壁には数点、開高さんのかっこいいお写真。
ミスタードンを注文したのですが、僕の説明の仕方が悪かったのか、そのときはなく、代わりに最近はまっていることと、開高氏をしのんで「アラスカ」と「ARDBEG
17年」を注文しました。うまいっ!最高!ぼんびあ!
●アラスカ
1920年、ロンドンのザ・サヴォイ・ホテルの名バーテンダー、ハリー・クラドック氏が考案したもので、アメリカのバーで武者修行をしていたときにこのレシピがひらめいたという。アラスカの氷原をイメージした、涼しげなカクテルです。ここのアラスカも氷原がふわりふわりと涼しげに浮いていました。
●ARDBEG 17年
アードベッグ蒸溜所オフィシャルの17年物。穏やかなピート香を持ち、絶妙のバラ ンスが楽します。緑がかった金色。塩辛く海藻とタール様の香りには微かに硫黄の印象と説明を読みましたが、Mバーテンダー曰く「歯医者の味」に同感。