先日、ちょい野暮用で証明写真を撮らなきゃならなくなりました。で、Yahooで、渋谷の写真館を調べようと「渋谷 証明写真」で検索。渋谷の某所Photo studioいってきました。
いまどき、写真館はどうやって儲けているんだろう? 小学校の卒業アルバム作るために、先生へどっろどろの接待を繰返しているのか? いけない撮影会でも内緒で開いているのか? 成人式や七五三でぼりまくっているのか? とあれやこれや考えていたのですが、わかりました。この方法があったんですね。( ̄□ ̄;)!!
中に入った瞬間に様々なおしながきや、お客さんをあおる新聞記事等々がーんッとめに入ります。
「ヘアメイク代○○○○円」だの「まゆカット○○○○円」だの。みんな、アイドルなりきりブロマイド写真でも取りまくってるんだろうかと思っていました。壁に張っている新聞記事のコピーも読んでいると、「採用ポイントは、第一印象にあり-人事担当者100人のアンケート」だの、「求人倍率上昇!!」だの。そういえば、リクルートで仕事をしていたころ、そんな資料をお客さんに持っていったなぁ、と思って周りを見ていると5,6人のお客さんがみんな20代前半もしくは大学生の就職活動らしき方々。これかぁ!!美人に写真を撮らないと、行きたい就職先に行けないよぉん攻撃!!!。
鋭い。
写真を撮る前のヒアリングで「転職経験」だの、「行きたい会社、業界BEST5をあげろ」だの、そんなもん、写真屋のあなたとどう関係があるんだ? と思っていましたが、若いお客さん方は真剣です。取り終えた写真は、すぐにパソコンへ落ちるようになっているみたいで、僕の前に撮影していた若いお客さんは、撮影後すぐに個室に入れられて、証明写真カウンセリング(ようは、営業)がはじまります。
若い客:「私、出版業界に行きたいんです。」
写真館主人:「じゃ、このカットがいいかなぁ。この左から2番目の写真ね、これは、中小の製造業向け、こっちの写真は、食品メーカーに受ける写真と光の具合だね。」
個室から漏れてくる会話を聞いていましたが、「ほんまかいなぁ・・・・・(笑)」と、もう辛抱たまらん、くすくす笑ってしまいました。
ちなみに、僕がスタジオで取ってもらおうと、椅子に座った瞬間、年輩の女性カメラマンの方に、「大丈夫です。あせらなくっても、会社はたくさんあるんだから。落ちついてね」って言われました・・・・・・・・・・。なんか、困った顔してたんだろうか?
マァ、ブッチャケ、ケイエイシャッテフリーターミタイナモンデスガ