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ハミングバード(Hummingbird) -Googleの新しいアルゴリズム-

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アメリカのカリフォルニアに住んでいたとある日、おにぎりを食べようとして、花壇のふちに腰かけていました。
カリフォルニア米もまま捨てたもんじゃないと味わっていたある時、耳元で「ぶーんっ」とカナブンか何かの音が。
何だろうと思ってよく見てみると、 直径10センチぐらいの丸いものがホバリングしていました。
更によーく見てみると、虫じゃない!、小さな鳥。Birdですよ。 ばーど。
それが花の蜜を吸っているんです。

ハチドリ。
英語でハミングバード(hummingbird)。
日本ではなかなか見る機会がないですが、あちらではふつーに飛んでいます。ふつーに。
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ペットショップに行くとFeederといって、餌付けするための餌箱まで売っています。

そんなハミングバードと名付けられた、新しい検索アルゴリズムがGoogleから発表されました。
http://searchengineland.com/google-hummingbird-172816

今までの検索エンジンは、サイト上にある文字列を読み取って、その文字列から、評価の高いサイト順に検索結果を表示させていました。
つまり、その文字がサイト上に表記されていないと検索結果には表れていませんでした。
しかし、今回のhumminbirdでは、クエリー全体の意味をくみ取って(検索するキーワードやキーフレーズ全体の意味をくみ取って)、関連性の高いサイトを表示してくれます。
検索フレーズにそのキーワードが入っていなくても、意味が同じ・関連性の高い「これだ!」というものを表示してくれるようになります。

これは、一つのキーワードでの検索でなく、自然文や会話文などの検索を入れた結果に大きな効果を発揮してくれるようです。

近年、ネットユーザーのリテラシーが高くなり、より複雑な検索フレーズを入れ込む機会が多くなってきたことや、スマホ利用者の増加に伴い、音声での操作機能(siri)の利用頻度が高まってきたことの一環だと思われます。
ex.「東京駅周辺にあるかつどん屋さんで美味しいところ。」とか、「所沢の腕のいい床屋さん」などの検索。

これにより、SEOからの観点でいうと、しっかりしたサイト運営(細かいところまでユーザーの情報欲に応えていて、かつ、解りやすい構成になっている。)をしているところであれば、ロングテールのキーワード流入数が高くなっている可能性があります。
まだ、検証段階の予想で書いていますので、何とも言いようがないですが、大きなデメリットはないと思いますが、上記のようなshっか利したサイトであれば、商売のきかいがふえていくことは間違いないと思います。

参考文献:Danny Sullivan
FAQ: All About The New Google “Hummingbird” Algorithm
http://searchengineland.com/google-hummingbird-172816

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