コンテンツマーケティング

杉岡彦士のBLOG

コンテンツが無断使用された時の対処法

Posted on Mar 10, 2014 in コンテンツマーケティング, ツール |

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コンテンツを様々な角度から検証し考えて、ようやく世の中に公開した、その苦労して作り上げた独自コンテンツ、webサイトの情報やパンフレットの内容、写真、等々、知らないうちに他社に使用されていたなんてこと今までにありませんでしたか?
私共にも「●●社に掲載されている内容は、弊社のwebサイトになる情報と同じなんだけど、盗作されたのではないか?とか「『●●●●』というキーワードで検索した結果に、うちの内容と同じページが掲載されている全く知らない△△△社のページが出てきているんだけど、どうしたらいい?」などのご相談がちらほらとございます。

企業が作り上げたコンテンツは間違いなくその企業の「ノウハウ」であり、無断で勝手に使用できるものではありません。
コピペして簡単に使える世の中ではありますが、創作側がどれだけの努力と歴史の上で作り上げたかを考えると、まぁ、しょうがないわなぁ、では済まないのです。
が、相手方に対して、「取り下げろ」「使用料を払え」など対処したり、弁護士の方に動いてもらったりするのは非常に面倒な話で、しなくてもいい仕事になってしまいます。

今日は、「コンテンツの無断使用」に対して何ができるか考察してみましょう。

■まず、どうやってコンテンツの「盗作」を見つけるか

弊社も以前、社名だけ変えて弊社のサイトソースや画像をそのまま使用されたことがありました。
簡単なサイトであれば、サイトのソースをコピーペーストするだけで簡単に作成することができます。
そのようなサイトであれば、
Copyscapeというツールがあります。
URLをインプットするだけで簡単に調べられます。
しかし、現在は、中国語、日本語、韓国語には対応されていません。
おそらくローマ字表記のみだと思われます。
英語サイトを取扱いの方々はぜひ使ってみてください。

では、日本語表記対応のものであれば、これ。
コピーコンテンツチェックツール 「影武者」
http://kagemusya.biz-samurai.com/

「Ferret コピーコンテンツチェックツール」
http://tool.ferret-plus.com/textchk

コピーコンテンツチェックツール「SERMS」
「http://serms.net/」

類似ページ判定ツール「sujiko(スジコ)」
http://sujiko.jp/

コピーペルナー
http://www.ank.co.jp/works/products/copypelna/


などがあります。
どれも無料お試し版があるようなので、調査の量がそんなに多くなければ、どんなものか試してみてはいかがでしょうか?


■コピーサイトに対して何をすればよいか?

いきなり弁護士を立てることができる企業であれば、全く問題がないのですが、顧問弁護士であってもお金がかかります。
ましてや、打ち合わせや訴状作成のやり取りも非常に時間やお金がかかります。
まず、見つけたら何をすればよいか!?

●証拠を手にいれる。
作成した文章に対してどのくらいの類似性があったかは上記ツールでわかります。
では、どのサイトでいつからコンテンツ盗作したか? に対しては、以前このブログでも紹介した「wayback machine」を使えば、大体の目安はつきます。
http://archive.org/web/


■その後の対処方法
1. 連絡先の電話番号またはメールアドレスを見つけて連絡する
これが一番話が早い方法です。
また、無断使用した「人たち」の声や状況が手に取るようにわかります。
連絡先に連絡をし、
-コピーした個所はどこか
-どのようにしてコピーを見つけたか
-なぜコンテンツをコピーして使用したか?その目的は?
などを先方に伝えましょう。
90%以上の確率で、コピー箇所を閉鎖してくれます。

2.抗議文、勧告を出す。
判例や事件性を含めた文章を作成し、「取り下げないのなら、裁判所に訴えを起こします。」を表記します。
これは、まだ、弁護士の方を通す前の文書作成でいいと思います。
大きな企業の方々であれば、法務部にチェックを入れてもらうこともいいでしょう。
また、文章の雛形ですが、世の中にフリーのテンプレートがたくさんあります。
例えば、これ
https://www.google.co.jp/search?q=%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E9%81%95%E5%8F%8D%E3%80%80%E6%8A%97%E8%AD%B0%E6%96%87%E3%80%80%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88&ie=utf-8&oe=utf-8&aq=t&rls=org.mozilla:ja:official&hl=ja&client=firefox-a
これらから参考になさってみてください。


3.商工会議所・商工会に連絡
こんなやり方もありますね。
商工会議所商工会は、その会員企業のビジネスが円滑に行われていることを目的ともしています。
メンバーが法を順守しないで商行為を行うと、中に入って警告してくれることもあるかもしれません。
その前に日本の場合は、おそらく会員になっていることが前提ですね。


4.Googleやその他口コミに状況を公開する。
1~3でも動かない時(日本の企業ではあまりないと思いますが)、Googleやその他口コミサイトに書き込む手もあります。
その口コミサイトのレビューで状況を簡単に書き込んで評価点数を低く見積もる方法です。
もちろん、匿名や偽名で書き込むのはあまりお勧めできません。
2ch等の過剰に風評をあおるようサイトでの告知もあまりお勧めではありません。


5.盗作した企業のサイトのホスティング会社に取り下げるよう依頼する
IPアドレスというものがあります。
ドメインが誰の所有者であるかということがわかります。
例えば、これ。
http://www.iphiroba.jp/index.php

その情報の中に、プロバイダー情報も含まれていて、往々にしてそのプロバイダーのホスティングサービスを利用しているケースがあります。
そのホスティング会社に連絡するのも一つの方法です。


6.Googleに報告する。
Googleに報告をしてBlack Listに載せてもらい、Googleの検索結果から表示させないようにする方法もあります。
Googleはすぐに判定してくれれば非常に強い味方になってくれます。最終兵器。
https://support.google.com/webmasters/answer/2721312?hl=ja
明らかに著作権に違反してる場合、「デジタル ミレニアム著作権法(Digital Millennium Copyright Act)」に基づいてオンライン上からインデックスを削除してもらうことができます。
https://support.google.com/legal/troubleshooter/1114905?rd=2
しかし、もちろん、Google側やすやすということを聞いてくれることは内容で、地道な訴えが続くことはよく聞きます。

7.それでもだめだったら裁判所へ!

弁護士に走るか裁判所に走るか!
http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_minzi/index.html


■SEO的に、コピーしたコンテンツの及ぼす影響
もう説明する必要もなく、コピーしたものをGoogleが評価するわけがありません。
さらに、現在、ホームページを立ち上げたすぐに(タグ等の細工をしなければ)、Googleはクロールし、オリジナルなコンテンツはだれが持っているのかをしっかり把握します。
コピペしてサイトを作る暇があれば、独自コンテンツを作り上げる時間にあてたほうがよさそうです。


■”つぎはぎ”のコンテンツでもいいのか?
Googleや法律の観点では、
コンセプトが同じでも、75%以上のリライト(rewrite)があれ、盗作としません。
であれば、他者の新しいアイデアや共感したものについて、もう一度自分自身で噛み砕き、自分の言葉で語ったほうがいいかもしれません。
突き詰めて考えるとコンテンツは「かけら」の集合対であって、その集合を崩していくと小さなかけら(pieces)になり、それを違ったかけらと組み合わせることにより良質で大きな集合体を生むことも可能なのです。

なにわとあれ、コンテンツのコピーは楽ですがおやめになられた方がいいです。
無断使用された場合、手間暇かけずに対応されることをお勧めします。

参考文献:Andy Crestodina
7 Ways to Respond to Plagiarism as the Content Creator
http://contentmarketinginstitute.com/2014/03/respond-plagiarism-content-creator/?utm_medium=email&utm_source=Act-On+Software&utm_content=email&utm_campaign=7%20Ways%20to%20Respond%20to%20Plagiarism%20as%20the%20Content%20Creator&utm_term=7%20Ways%20to%20Respond%20to%20Plagiarism%20as%20the%20Content%20Creator

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http://www.orbitmedia.com/blog/content-chemistry/